【終了】4万分の1の珍虫!メス?オス?モセリオウゴンオニクワガタ!

モセリオウゴンオニクワガタの展示は終了いたしました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

モセリオウゴンオニクワガタのギナンドロモルフ特別展示!

黄金に輝くモセリオウゴンオニクワガタ。
飼育が難しく飼育数の少ないモセリオウゴンオニクワガタが見られるだけでも貴重なのに
さらにこの個体はギナンドロモルフ
このギナンドロモルフが発生する確率は自然界では4万分の1の確率と言われています。

特別展示詳細

開催期間:2019年8月29日(木)から9月29日(日)10月23日(水)好評につき延長!!
開催場所:四万十川学遊館内さかな館ロビー(階段下)
料  金:学遊館への入園料のみでご覧いただけます。

ギナンドロモルフとは

ギナンドロモルフは雌雄嵌合体とも呼ばれ、体の真ん中から左右にオスとメスが分かれたものです!
今回展示するモセリオウゴンオニクワガタも左右で色や角の大きさが違いが見てわかります!

これは正常なことで奇形ではありません。
昆虫などの節足動物はギナンドロモルフがまれに生まれることがあります。
メスなのかオスなのかを決定する要因はまだはっきり分かっていないのです。

一つの体にオスメスの特徴がある動物は他にもミミズやカタツムリなどがおり、
タニシは成長に伴って性転換する動物もいます。

オウゴンオニクワガタはクワガタにしては雌雄で差が少なく、
小型なオスはメスにかなり似ています。
そのため、無事に羽化することができたのでしょう。
ノコギリクワガタのような雌雄で大きな差がある種では
成長途中で死亡することが多いと考えられます。

ちなみに部分的にオスとメスの特徴をが混じるものを性モザイクとか雌雄モザイクと呼ばれます。

モセリオウゴンオニクワガタ

モセリオウゴンオニクワガタ 
学名  Allotopus moellenkampi moseri  
体長 ♂45~82mm ♀30~57mm
分布 マレーシア、インドネシアなど。
特徴 大顎が長く先端歯は二又。


こちらのクワガタは大阪府在住の本会会員の横田さんが
昨年11月より卵から育てられ、本年(2019年)6月24日に羽化させたものを譲り受けました。
横田さん、ありがとうございます。

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